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お薦めタイトル

『タルティーヌ』渡辺麻紀

tartines.jpg「タルティーヌ」って聞いたことありますか?バケットをざくっと切り開いてにバターやジャムを塗ったもので、フランスの朝食の定番です。タルティーヌの語源は「Tartiner」。「塗る」という意味です。著者がフランスで「タルティーヌ」という言葉を初めて聞いたときにときめいた、かわいい響きのイメージで作ったのが、この本で紹介しているレシピです。バターやジャムを塗るだけというシンプルなものではなく、パンをお皿に見立てて、野菜やお肉・お魚・チーズなどをのせて、見た目もきれいで、手軽に食べられ、しかもとっても美味しそう!
朝食はもちろん、夏のブランチ、ちょっと涼しくなった夕暮れにはきりっと冷えた白ワインと一緒に素敵なひとときをどうぞ。


メディアテークでは他にもフランス語のレシピ本などが充実しています。料理を作りながらフランス語の勉強というのも楽しいですよ!

カストラート
監督:ジェラール・コルビオ 1994年

Farinelli.jpg18世紀のカストラート歌手ファリネリの生涯を描いた映画です。この作品で、監督はスペイン宮廷の人間関係と彼の人生を描写しいています。ジェラール・コルビオは、自身のヨーロッパでのオペラ歌手としてのキャリアを断念した後、映画監督となりました。

君主制という複雑な体制に触れ、そしてバロック音楽と当時の支配者たちの遊戯を通して、この時代を体験することができるでしょう。どの場面もとても印象的で、特に歌うシーンは素晴らしいです!

ただ私が残念に思うのは、伝記映画でありながら、ファリネリのキャラクターが作り上げられ、作品中に出てくる作曲家ヘンデルとの関係はありえない・・・すべてがフィクションと化していることです。

史実は描かれていませんが、とても美しくて興味深い映画で、音楽や宮廷のパトロン達のアヴァンチュールを楽しむことができます。

ぜひ見てみてください!

A71 / Mustang

Mustang.jpg日本でもリリースされるフレンチポップスのアルバムは最近少なくなりました。CDを買わない人が増えたからでしょう。日本版だと、ボーナストラックもあるので、とても残念な傾向ですが、まだ頑張っているレーベルがあります。
Uncleowenはその中のひとつです。アイリッシュ、フォーク、パンク音楽の専門レーベルですが、2010年はフランスのロックバンドMustangのファーストアルバム『A71』 を出しました。フランス語の歌詞なので、すぐにフレンチポップスだとわかりますが、サウンドは60年代のエルヴィスを思い出させます。あのころのファンに間違いない。髪型も衣装も当時のもの。だけど、ただの真似ではありません。この三人組はまだ若い人たちで、21世紀の雰囲気を出せるんです。ちょっとエレクトロな音、そして、バラードもあって、楽しみいっぱいのアルバムです。
日本版はボーナストラックは4曲もあって、大満足!

A Time For Everything (2007) / Yaron Herman

パリを中心に、いま世界で活躍中のジャズ・ピアニスト、ヤロン・ヘルマン。このアルバムは、彼の初めてのトリオ作品です。電子音が飛び交うワクワクしたイントロで始まる、ビョークの「Army of Me」。古いレコードから聴こえるスウィングピアノ?と思いきやトリオの音楽がふと前景に現れるオリジナル曲「Stompin」。チェレスタの可憐な音色の向こうで何やら人の声が聞こえ、記憶を辿ってどこかへ連れ出されるような、それはヤロンの故郷に伝わる歌「Layla Layla」。絶妙な「Interlude」に導かれて登場するのは、なんとブリトニーの「Toxic」!・・・と続く一つ一つの曲に高揚感を覚える中、ラストの飾らないソロピアノに心打たれます・・・。ヤロンはこの作品で、2008年Les Victoires du Jazzの最優秀新人部門賞に輝きました。そして特筆すべきは、彼のピアノ歴はこの作品を録音した時点で僅か9年だったこと。(16歳まで、バスケットのナショナルチームにいたそうです。)しかし、このような受賞歴やユニークな経歴よりもっと感動的なのは、彼の生み出す音楽、それ自体と言えるでしょう。


a.s.k / Yaron Herman Double Concert
9月24日(金)20:00
会場:Rooms

コンサートの詳細はこちら


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Bailando con cabras / Manteca

アルバムタイトルの「Bailando con cabras」が意味する「山羊と踊りながら」という表現は、まさにラテンジャズそのものを表しているといえます。
このアルバムの1曲目、「Jamaica」はキューバ音楽のパーカッションとジャズがミックスされた作品。
しかし、注意深く「Angelines」など他の曲に耳を傾けると、キューバ音楽を超えてさまざまな音楽の影響をうけていることがわかります。アフリカン・パーカッションやギターという大胆な組み合わせの演奏は、聴きごたえ十分です。
このアルバムで、楽器の奏でる素晴らしいアレンジがみなさんを音楽の旅へと誘います。もう踊らずにはいられないでしょう!


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