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リチャード・デーヴィス展
Exposition de Richard Davies

トビーと天使
ウェールズ出身で後にフランスに帰化した版画家リチャード・デーヴィスは、独創的な手法で光と影を巧みに操りながら、儚くも感動的な人間の存在を静かな抒情で描いています。銅版画を中心に約六十点の展示作品からなる日本で初の本格的なデーヴィスの回顧展です。
- 会期:12月18日(日)~12月28日(水)
- 会場:アートプラザ(大分市荷揚町)
- 入場無料
- お問い合わせ:大分県立芸術文化短期大学(Tel 097-545-4521 担当:永田)
リチャード・デーヴィス(1945-1991)はウェールズ生まれ(後にフランス国籍を取得)の版画家で、将来を託望された気鋭の作家でしたが、惜しくも46歳の若さでこの世を去りました。デーヴィスが制作した170点近くの版画とモノタイプ作品から、彼がモノクロームによる銅版画の技術―エッチング、アクアチント、ドライポイント、メゾチントの絶妙な混合―を完璧に身につけていたことが窺われるとともに、彼はその技術力を駆使して個人的な経験をベースとした独創的な想像の世界を描き続けました。彼の描く人物たちは、先行きが漠とした空気の中、測り知れない孤独を帯びていますが、その優しさと辛辣さが同居する画面はつねに慈愛と情味に溢れています。日本のアカデズムでは未だ無名に近い存在であり、その作品の全体像の紹介が待たれている注目の作家です。
主催:大分県立芸術文化短期大学
協力:九州日仏学館


092-712-0904