作家ミュリエル・バルベリを囲んで
リール・アン・フェット2008(読書祭り)
Rencontre avec l'auteur Muriel Barbery
『優雅なハリネズミ』(早川書房)出版記念企画。
今フランスで注目の若手作家を招き、小説執筆の際のウラ話やエピソードなどを楽しく語っていただきます。
- 日時:11月14日(金)19時
- 会場:九州日仏学館5F多目的ホール
- フランス語による講演(日本語通訳つき)
- 入場無料(要予約)
- ご予約・お問い合わせ:092-712-0904(九州日仏学館)
フランス文化省後援のもと毎年10月に開催されるリール・アン・フェット(読書祭)は、読書や本にまつわるお祭りです。今年のリール・アン・フェットでは、先日邦訳が出版されたばかりのフランス人小説家、ミュリエル・バルベリ氏をお招きします。西日本新聞社の国分 健史氏(編集局国際部長)をモデレーターとしてお招きし、作家活動のウラ話やエピソードについてお話いただきます。
ミュリエル・バルベリさんは、2000年に出版され、死の淵に立つ高名な料理評論家である主人公が、幼い頃の「あの味」を求めて記憶をたどっていくというストーリーで大きな話題を呼んだデビュー作『至福の味』の大ヒットにより、フランスで一躍有名になった若手作家です。
売上げ15万部を記録し、12ヶ国語に訳された(日本語版は当館メディアテークにあります)この第1作目の成功の後、2006年には2冊目となる『L'élégance du hérisson』(『優雅なハリネズミ』)を出版。文化に造詣が深いアパートの管理人、ブルジョワ階級の娘、そして金持ちの日本人の運命が同じ建物内で交錯する、というストーリーで、ユーモアを交えながらも作者による社会に対する辛辣で鋭いまなざしが描かれています。この第2作も2006年に話題作となり、100万部以上も売り上げています。フランスでは「優秀書店賞」などをはじめとした数多くの賞を受賞、日本では2008年10月10日に邦訳が出版されました。九州日仏学館メディアテークで販売中です。閲覧も可能です。
リール・アン・フェット2008(読書祭り)に際し、下記のイベントも行います。
谷口智則の絵本づくりワークショップ
ミュリエル・バルベリ 略歴:
1969年生まれ。現在、6ヶ月の予定で来日。京都の関西日仏交流会館(ヴィラ九条山)に滞在し、3冊目の作品を準備中、扱われるテーマは日本庭園である。
「判っているのは、この小説は、日本を、その殆どは京都を舞台にし、私にとって大切なテーマ、つまり美的な完璧さ、芸術的深さ、絶対性の探求などを扱うことになるだろうということだけです。けれども、日本の文化に触れる機会が増えたことから、自分と日本文化との関わりを通じてその小説を書くことになるでしょう。日本の文化について私は何らの専門知識も持たず、ただ深く通じ合えるだろうという予感がしているだけですけれど。」


092-712-0904