脱植民地化とECの構築
ユーグ・テルトレによる講演会
Décolonisation et construction européenne
ユーグ・テルトレ教授が、世界大戦後のふたつの主な現象である脱植民地化とヨーロッパの構築について語ります。このふたつのプロセスはしばしば分離して研究されますが、実は密接な関連性があります。テルトレ氏がそこに詳しく触れます。
- 日時:6月10日(火)19時
- 会場:九州日仏学館5F多目的ホール
- フランス語による講演(日本語通訳つき)
- 入場無料(要予約)
- お問い合わせ・ご予約:092-712-0904
もし、植民地化がいくつもの世紀にまたがる長いプロセスだと考えるなら、また、その顕著な結果のひとつがヨーロッパの国の間に政治上の緊張をつくることだったならば、脱植民地化はその全く反対を叙述すればいいでしょう。実際、脱植民地化は、第二次世界大戦後の20年あまりという非常に短い間になされ、また、ヨーロッパの国の間の戦争を<考えられないだけでなく事実上不可能に>するという目的の欧州共同体の構築と密接に関連しています。インドシナ戦争が際立った例となるような軍事の局面は過ぎ、脱植民地化は、ヨーロッパの大部分によりそれ以後守られる政治的現実の名において旧植民地からヨーロッパへの力の移譲の劇場となりました。
それ以後、ヨーロッパ列強が旧植民地にいくらかの影響を与えることを完全には放棄していないにしても、ヨーロッパの構築は帝国に代わるものとなされます。
このような大きな流れから、ユーグ・テルトレ教授は脱植民地化という世界の歴史の重要な時期について、またその歴史とヨーロッパ構築との密接なつながりについてさらに詳細に語ります。
ユーグ・テルトレ 略歴:
東南アジア、特にヴェトナムの専門家。多くの著書を出し、参照となる記事を書いている。パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌ准教授として、特に、国際関係史、植民地史、アジア史で教鞭をとる。また、多くの学院、大学の学術顧問であり(国立東洋言語・文明学院、パリ第7大学、ほか)、アジアに関するシンポジウムにも定期的に参加している。


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