Robert Cahen, le souffle du temps par Sandra Lischi
福岡市美術館で行われる展覧会に関連し、世界的なビデオ・アートの先駆者であるロベール・カエンの作品制作について、画像を交えながら紹介します。
ビデオ・アートの分野において世界でも類をみないアーティストであるロベール・カエンは、絵画、ダンス、造形芸術、音楽、映画、写真などの境界線上で活動を行うアーティスト。スローモーションの詩的な使い方、色の使用、ある風景に馳せる“思い”などを効果的に使用することによって、“旅”や“街”、“人間”の不思議さや神秘さなどに気付かせます。彼のインスタレーションでは、身体、オブジェ、顔、風景などを出現させることによって、見るものを異空間に引き込み、空間や時間に対する問いを投げかけ、またそれらを別の視点から捉え直させ、そして実感させます。
サンドラ・リシーによる今回の講演会では、ミュージック・コンクレート※から出発したビデオ・アートの先駆者ロベール・カエンの作品制作を、“スローモーション”、“映像のコラージュと分離”、“言葉と沈黙の関”、“通過(passage)”、“旅”、“風景”といった彼の主要な芸術的キーワードをもとに解説します。「Juste le temps」(1983年、13分)、「L’entr’aperçu」(1980年、9分)、「Karine」(1976年、8分19秒)、「Cartes postales vidéo」(1984年~86年)、「Solo」(1989年、4分)、「Sept visions fugitives」(1995年、35分)、や「Plus loin que la nuit」(2005年、10分)など、ロベール・カエンの作品の画像を使用します。
※録音技術を使った電子音楽の一種。「具体音楽」とも訳される楽音ではない、人の声、動物の鳴き声、自然界の音、都市の騒音などを電気的・機械的に変質させ組み合わせて作る音楽を指す。
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サンドラ・リシー略歴:イタリアのピサ大学にてビデオ・アート、デジタル・アートなどに関する理論、歴史、またその分析について教鞭をとる。実験映画やインディペンデント映画、ビデオ・クリエーション、デジタル・アートなどを研究する一方、ミラノの映画祭“Invideo”(実験映画やアート系映画のフェスティバル)の共同運営者としてアート活動の拡大と情報発信などを行う。また様々なフェスティバルにおいて審査員を務めたり、海外での講演会に招聘されたりなど幅広く活動。その他、『Il respiro del tempo – Cinema e video di Robert Cahen』(初版は1991年、仏語・英語でも出版)や『Il Visioni elettroniche』(2001年)などをはじめとしたイタリアの雑誌や日刊紙『Manifesto』などにも協力。近著としては『 Il linguaggio del video』(2005年、カロッチ社(ローマ)より出版)がある。
2008年4月24日より、福岡県立美術館にて『生きる喜び 素朴絵画の世界 アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス』展が開催されます。その展覧会を、ある程度の予備知識をもって、より楽しく見るための講義を行います。エコール・ド・ルーヴル出身の講師が分かり易く解説します。
九州日仏学館創立以来、その運営に熱心に協力してきた森本芳樹氏。西洋中世史の権威として知られる一方、日仏語による定期的な談話会を主催するなど、日本とヨーロッパでの学界活動への協力を行う森本氏が、このたびフランス語での論文集をヨーロッパの権威ある叢書に刊行されました。これを記念して講演会を開きますので、皆様ぜひご参加下さい。
日仏の教員、研究者が集まって作られた日仏公法研究グループ。二国の法律システムについて認識を深め、現代の公法における問題を掘り下げていくことを目的とし1997年に創設されました。毎年フランスか日本で研究会を開催、今年は福岡が会場となります。
今年はボーヴォワール生誕100周年。国連により定められた3月8日の「国際女性デー」に際し、パリ・ドーフィーヌ大学のフェミニズム研究者を招いて講演会を行います。
福岡EU協会会報の人気コーナー『EUのお菓子たち』の執筆者、株式会社千鳥饅頭総本舗の原田浩司による、EUの国々のお菓子や文化の話と、その国の音楽を楽しむ夕べ。お話と演奏の後は、出演者を囲んでお菓子をいただきます!
フランス各地方の、また外国でのクリスマスの過ごし方や、飾りつけのちょっとしたアドバイスなど、クリスマスを素敵に楽しく過ごすヒントがいっぱいの講演会。お楽しみに!
建物を布で包み込んだり、あるいは布を使った構造物を都市や郊外の空間に持ち込むことによって、景観を一時的に変貌させ、人々に強烈な印象を与えてきた環境芸術家 クリストとジャンヌ=クロードが来日。現在進行中の2つのプロジェクトについて語ります。
九州日仏学館では、10月20日(土)を「読書祭の日」として、作家いしいしんじさんをお招きします。スライドショーやコラージュ朗読などちょっと変わった講演会「文学DJ」。どんなテーマが飛び出すかは、当日までのお楽しみ。たくさんのいしいしんじ好き、読書好きの参加をお待ちしています。
1957年3月25日、ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの6カ国が欧州経済共同体が設立に関するローマ条約に調印しました。今回の講演会は欧州連合(EU)の基礎となったこの条約調印の50周年を記念して行われ、5月と6月に行われた講演会に引き続きおこなわれるものです。
9月、10月に博多座で上演される「レ・ミゼラブル」に関する講演会を開催します。西南学院大学の北垣先生にミュージカルの舞台となった19世紀のパリについてお話していただきます。
フランス人外交官クリストフ・プノが、拡大ヨーロッパ政策に関する問題点について考察します。なおこの講演会は、西南学院大学「国際交流フォーラム」に際して行われるものです。
福岡市美術館で行われる展覧会に関連し、世界的なビデオ・アートの先駆者であるロベール・カエンの作品制作について、画像を交えながら紹介します。
福岡県立美術館での展覧会に際し、小柳由紀子が、宝飾デザイナーであり当時最も有名なガラス作家の一人でもあったルネ・ラリックの作品をたどります。
ユーログループ議長特別顧問であるギュンター・グロッシェが、21世紀に経済的な挑戦を試みている拡大ヨーロッパの主な問題点について考察します。