Robert Cahen s’installe au Musée des Beaux-Arts de Fukuoka
ビデオを用いた創造の分野において最も重要な人物の一人とされる、ロベール・カエンのビデオ・アート展。風変わりな詩的世界を築くために様々な手法を用いる彼の作品は、全世界で評価されています。今回の展覧会にあたり、福岡に1ヶ月間滞在します。
1970年代のロベール・カエンの作品は、「通過」というキーワードでまとめることができます。静止画像から動画への、もしくはある場所や時間からの「通過」。それはまた映像に収められた現実とそれを見つめるまなざしの変化でもあり、映像から音、音から映像といった変化とも言えます。こうしたロベール・カエンの作品は、見えるものと見えないもの、情景描写とポエジー、他者の世界に直面する自己の存在と距離、時間のメタモルフォーゼによって美しいが、同時に見るものを困惑させるような世界と空間、などの間で絶えず続けられる「対話」の中で生まれます。
福岡市美術館に行われる展覧会では、主要8作品のインスタレーションにより見る者を詩的な想像の世界へといざないます。
当展覧会開催に際し、6月13日(水)16時よりビデオ・アートおよびデジタル・アートの専門家であるサンドラ・リシーによりギャラリー・ツアーを行います。また6月14日(木)19時からは九州日仏学館にて講演会『ロベール・カエン、時の息吹』(フランス語による講演、日本語の通訳付き)
ロベール・カエン 作品詳細(PDF 132KB)
福岡市美術館 http://www.fukuoka-art-museum.jp/jc/html/jc03/fs_jc03.html
ロベール・カエン略歴:ビデオ・アーティスト、映画監督、音楽家、ミュージック・コンクレート※の作曲家というさまざまな顔を持つ。パリ国立高等音楽学校出身のカエンは、ビデオ・アートの分野においてミュージック・コンクレートの手法で技術的・言語的な実験を試みている。その一例として、フランス国立放送局(ORTF、1974年12月に閉鎖)音楽研究チームの研究者でもあったカエンは、当時としては画期的だった電子楽器などを使用。1983年には『Juste le temps』(ビデオ・フィクション、13分)を創作、80年代のビデオ・アートの新しい1ページを開く作品となった。1992年にはヴィラ・メディシス・オール・レ・ミュールの奨学生として来日、3年後の1995年にはフランス・リールの巨大商業施設Euralilleにてビデオ・インスタレーションの常設展覧会を行う。1997年以降は、スイス、イタリア、ドイツ、カナダ、ペルー、アメリカ、フランス、中国、ベトナムなど各国で行われている国際アート展に参加。
※録音技術を使った電子音楽の一種。「具体音楽」とも訳される。楽音ではない、人の声、動物の鳴き声、自然界の音、都市の騒音などを電気的・機械的に変質させ、組み合わせて作る音楽を指す。
www.exquise.org
主催:九州日仏学館 / 福岡市美術館
協力:東京日仏学院 / FRAC Alsace / アール工芸 / 帝人ファイバー株式会社 / 三菱電機株式会社
造形作家であり、アートブックの企画者でもあるクレール・シュアンの最新作品で、オリジナル写真を30点ほど集めた「プロヴァンス」と「日本」から、旅や自然をテーマにした展覧会を行います。
日仏交流150周年を記念し、彩色された40点の写真を通して、欧州の写真家によって捉えられた日本の明治時代をご覧いただきます。写真と色彩、東洋と西洋などが織り交じった作品です。
福岡県立美術館で素朴絵画の展覧会が開催されます。地上の楽園を彷彿とさせる、温かで幸福感溢れるボーシャンとモーゼスの絵画作品を紹介します。
カナダ人キュレーター、ピーター・マンテロが選んだケベックのバンド・デシネ(漫画)展。10人のアーティストの作品を展示し、時にアンダーグランドとも称されるケベックののバンド・デシネをご覧いただきます。この展覧会を通してバンド・デシネの意義についても問い直しています。
フィリップ・ビュルジェ(TOTEN)の福岡滞在の成果ともいえる個展。11年にわたるアーティスト人生において研究した様々な絵画手法で描く「フレンチ浮世絵」をどうぞお楽しみ下さい。
半世紀のわたりフランスで活躍を続ける洋画家、村山密の画業を回顧する展覧会。1月12日(土)には、作家本人によるプレミアムトークショーも開催します。
己の『業』をテーマに写真を素材にした作品を造り続けている林野宏美。
今回の作品展は、昨年、作家活動10年目の区切りのために開催した作品展『生々流転』で展示した初期~2004年の作品に加え、その後に発表した作品を加えて展示します。
福岡県立美術館にてモーリス・ユトリロ展が開催されます。彼が生まれたモンマルトルの風景で知られるユトリロ。彼が描くムーラン・ルージュからサクレ・クールまでの街並みを見ながら、ベルエポックから「狂った年々(Les années folles)」の時代のパリをお楽しみ下さい。
明石書店よりダビッド・ベーの著作『大発作』が出版されたのを記念し、原画展を行います。アーティスト本人を囲んで交流会(フランス語、通訳付き)やサイン会などもありますので皆様お誘い合わせの上、ご来場下さい。
フランス、ベルギー滞在経験を持つ、人気イラストレーター・アジサカコウジ。今回の個展は、九州日仏学館の秋の文化プログラムの幕開けとなります。彼のファンタジックな作風で、見る者の想像をかき立てます。
牧瀬英喜が撮影した白黒の写真を見ながら、「パリ散策」をしてみませんか?当館メディアテークと4階のスペースに数ヶ月にわたってパリの写真たちが飾られます。まさにパリいるかのような雰囲気をぜひ味わってください!
九州日仏学館は、九州・福岡の10以上の美術館・ギャラリーで行われる「NTT西日本スペシャル絵本カーニバル」に参加します。フランスで出版された新刊図書の展示や関連イベントとしてのアトリエなどを開催します。
「極私的」な空間の使い方を追求するアーティスト、佐々恭子。今回の展覧会では、1993年の作品とそれ以降の作品の断片を一つの空間に再構築します。会期中は、生け花、パフォーマンス、料理、舞踏といった様々なジャンルの方々とのコラボレーション(4回)が予定されています。
ビデオを用いた創造の分野において最も重要な人物の一人とされる、ロベール・カエンのビデオ・アート展。風変わりな詩的世界を築くために様々な手法を用いる彼の作品は、全世界で評価されています。今回の展覧会にあたり、福岡に1ヶ月間滞在します。
安部貴住が「ある日飛行機から少しだけ見えた、引力から解放され、ふわふわと浮く雲におおわれた風景からインスパイアされて」作り上げた展覧会。無重力的個展?どうぞお楽しみに!
5月9日の「ヨーロッパデー」(EUの創設記念日)に際し、榊晃弘の写真展を開催いたします。南ヨーロッパの風景に溶け込む多くの石橋を収めた写真展をぜひご覧下さい。
昨年の夏にニューカレドニアのチバウ文化センターにて開催され、2007年には全国6都市を巡回する展覧会「FEU NOS PERES ニューカレドニアの日系人展」から『馬の蹄鉄』を行います。(FEU NOS PERESは「私たちの亡き父」の意)