お問い合せ/Renseignements

TEL 092-712-0904
Mail info@ifj-kyushu.org

〒810-0041
福岡市中央区大名2-12-6 ビルF

開館時間 (日祝月は休館)
火〜金
10:00-13:00/14:00-19:00

10:00-13:00/14:00-18:00

Débats
< 講演会>
(終了しました)

ラウンド・テーブル

共通の歴史、公式の歴史 - ヨーロッパとアジアにおける現代の課題 -

Table ronde:

ラウンド・テーブル

仏独プログラムの一環で行われるこのラウンド・テーブルは、フランス、ドイツ、韓国のパネリストを迎えて行われます。共通の歴史記述や、地域和解においてそうしたプロセスがどのように働くのかについて考えます。

  • 日時:10月16日(火)15時(開場:14時30分)
  • 会場:西南学院大学コミュニティーセンター
    〒814-8511 福岡市早良区西新6-2-92 地図
  • 日本語、フランス語、ドイツ語による講演(日本語通訳付き)
  • 入場無料(要予約:092-712-0904)

フランスとドイツの高等学校で使用する仏独共同の歴史教科書(全3冊)の第1冊目が2006年4月に発売されました。この教科書は『1945年以降のヨーロッパと世界(高等学校文学コース、社会経済コース、科学コース用)』(ISBN 2-09-172790-3)で、フランスではナタン社、ドイツではエルンスト・クレット社が出版社となり、2人の歴史学者(フランス側はギヨーム・ル・カントレック氏、ドイツ側はペーター・ガイス氏)が共同執筆したものです。これは非常に象徴的な意味を持つプロジェクトといえるでしょう。というのは、この教科書計画が2003年の仏独青少年議会で発案されたにも関わらず、なんら公的な歴史を示すものではなく、むしろこの教科書によって両国の学生は「自国視点」から解き放たれたヨーロッパの歴史について一つの学術的な記述から学ぶことが可能となるからです。またこの教科書の記述は、学生が様々な歴史的見方や解釈ができるように教育するためのものとなっています。
福岡で開催されるラウンド・テーブルは日本の大学機関とのパートナー提携のもと、東京・大阪・京都のフランス、ドイツの文化機関によって開催される仏独プログラムの一環として行われます。この仏独の一例から共通の歴史記述に関する問いや、地域的な和解プロセスにおいてそれがもたらす決定的な側面について考え、さらにこうした歴史に関する問いが東アジア地域にもあてはまるかなどの議論へと発展していきます。

パネリスト:
コリーヌ・ドゥフランス
リオネル・バビッチ
クリストフ・コルネリーセン
李 弘杓

ラウンド・テーブルの様子Photos de la table ronde table%20ronde02.jpgtable%20ronde01.jpgtable%20ronde00.jpg

コリーヌ・ドゥフランス(フランス)略歴:
CNRS(フランス国立科学研究センター)研究員。パリⅠ大学の「ヨーロッパにおけるアイデンティティー、国家間及び文明間の関係」研究所在籍。仏独関係の歴史、第2次世界大戦後2国間におけるの和解プロセスの専門家である。著書に『ライン川左岸におけるフランスの文化政策:1945-1955』(Presses universitaires de Strasbourg, 1994)、『西洋の同盟国とドイツの大学1945-1949』(CNRS Editions, 2000)、またPfeil Ulrichとの共著『エリゼ条約と仏独関係、1945・1963・2003』(CNRS Editions, 2005)などがある。


リオネル・バビッチ(フランス)略歴:
日仏会館(東京)研究員、立教大学アジア地域研究所研究員。研究分野は日朝関係史、近代日本の歴史、現代日本の政治思想。日朝関係に関する多くの著書がある。『Le Japon face à la Corée à l’époque Meiji(明治時代における韓国と日本)』(Paris, éd. Maisonneuve et Larose, 2002)著者。


クリストフ・コルネリーセン(ドイツ)略歴:
1958年、ケンペン(ノルトライン・ヴェストファーレン州)に生まれる。デュッセルドルフ大学とスコットランドのスターリング大学で歴史と英語・英文学を学ぶ。2003年よりキール大学近現代史研究所で教鞭をとる。ドイツ・チェコ歴史家委員会、ドイツ・スロバキア歴史家委員会のメンバーでもある。著書に『Gerhard Ritter. Geschichtswissenschaft und Politik im 20. Jahrhundert』(Düsseldorf, 2001) など。

李弘杓(リーヒョンポン)略歴:
九州大学法学部准教授。現代国際関係、中国政治および東アジア国際関係について教鞭をとる。そのほか院生(特に、留学生)を対象とし、東アジア国際関係論(International Relations in East Asia)とアジア太平洋政治経済論(Asian Pacific Political Economy)についての講義を担当。 主に東アジアの国際関係の脈絡で、中国の対外政策と安全保障戦略に関する研究を推進している。

北垣 徹略歴:
西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻准教授。19世紀のフランス社会思想史を専門としており、とりわけ現在は精神医学の歴史を研究。