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Débat d'idées
< 講演会|ビデオアート >
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ロベール・カエン 時の息吹

サンドラ・リシーによる講演会

Robert Cahen, le souffle du temps

ロベール・カエン 時の息吹

福岡市美術館で行われる展覧会に関連し、世界的なビデオ・アートの先駆者であるロベール・カエンの作品制作について、画像を交えながら紹介します。

  • 日時:6月14日(木)19時
  • 会場:九州日仏学館5F多目的ホール
  • フランス語による講演会、日本語通訳付き
  • 入場無料
  • 要予約:092-712-0904

ビデオ・アートの分野において世界でも類をみないアーティストであるロベール・カエンは、絵画、ダンス、造形芸術、音楽、映画、写真などの境界線上で活動を行うアーティスト。スローモーションの詩的な使い方、色の使用、ある風景に馳せる“思い”などを効果的に使用することによって、“旅”や“街”、“人間”の不思議さや神秘さなどに気付かせます。彼のインスタレーションでは、身体、オブジェ、顔、風景などを出現させることによって、見るものを異空間に引き込み、空間や時間に対する問いを投げかけ、またそれらを別の視点から捉え直させ、そして実感させます。
サンドラ・リシーによる今回の講演会では、ミュージック・コンクレートから出発したビデオ・アートの先駆者ロベール・カエンの作品制作を、“スローモーション”、“映像のコラージュと分離”、“言葉と沈黙の関”、“通過(passage)”、“旅”、“風景”といった彼の主要な芸術的キーワードをもとに解説します。「Juste le temps」(1983年、13分)、「L’entr’aperçu」(1980年、9分)、「Karine」(1976年、8分19秒)、「Cartes postales vidéo」(1984年~86年)、「Solo」(1989年、4分)、「Sept visions fugitives」(1995年、35分)、や「Plus loin que la nuit」(2005年、10分)など、ロベール・カエンの作品の画像を使用します。

※録音技術を使った電子音楽の一種。「具体音楽」とも訳される楽音ではない、人の声、動物の鳴き声、自然界の音、都市の騒音などを電気的・機械的に変質させ組み合わせて作る音楽を指す。

福岡市美術館で行われる展覧会の紹介はこちら

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サンドラ・リシー略歴:イタリアのピサ大学にてビデオ・アート、デジタル・アートなどに関する理論、歴史、またその分析について教鞭をとる。実験映画やインディペンデント映画、ビデオ・クリエーション、デジタル・アートなどを研究する一方、ミラノの映画祭“Invideo”(実験映画やアート系映画のフェスティバル)の共同運営者としてアート活動の拡大と情報発信などを行う。また様々なフェスティバルにおいて審査員を務めたり、海外での講演会に招聘されたりなど幅広く活動。その他、『Il respiro del tempo – Cinema e video di Robert Cahen』(初版は1991年、仏語・英語でも出版)や『Il Visioni elettroniche』(2001年)などをはじめとしたイタリアの雑誌や日刊紙『Manifesto』などにも協力。近著としては『 Il linguaggio del video』(2005年、カロッチ社(ローマ)より出版)がある。